オホーツク紋別フィルムコミッション
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流氷と映画

流氷の登場する作品はそう多くはありません。流氷の存在があまりに特殊なため、単なる風景としては扱われにくいのか、やはりドキュメンタリーなどに偏ってしまうようです。
そんな中でも印象的に流氷が登場する作品をいくつかご紹介します。
(製作年/製作国/主な出演者)

 

キタキツネ

「キタキツネ物語」
(1978/日本 東宝東和)
オホーツクの厳しい自然の中で生きるキタキツネの家族の物語。動物映画のさきがけでもありますが、昨今のほのぼのとした動物ものとは一線を画し、生と死、世代の交代、人間と動物の関係といった図が厳しい視点から描かれたドキュメンタリー作品です。キタキツネのフレップは、流氷と共に現れ、生命をつなぎ、再び流氷と共に去って行きます。
この映画には四角い太陽(蜃気楼の一種、光の反射・屈折により歪められて見える太陽)も登場します。

「ペレ」
(“Pelle Erobreren”/1987 スウェーデン・デンマーク/マックス・フォン・シドー)
19世紀のデンマークの小島を舞台に、スウェーデンからの移民親子の過酷な体験と少年の成長を描いた作品。広大で美しい風景と反対に重いテーマが暗く影を落としています。主人公の少年ペレが、流氷の海を飛び渡るシーンがあります。

「フランケンシュタイン」
(“Mary Shelley's Frankenstein”/1994 英・米/ケネス・ブラナー ロバート・デ・ニーロ)
1816年に発表された恐怖小説の古典を忠実に再現、映画化した大作。生命創造の研究に没頭する医学生のヴィクターと、彼の作り出した人造人間の愛憎を描いた作品。北極点を目指す帆船の船長ウォルトンが途中で嵐に合い、その時助けたヴィクターの回想という形で物語が語られます。このオープニングとエンディングに流氷が登場します。

「イキングット」
(“Ikingut”/2000 アイスランド・デンマーク・ノルウェー)
流氷に乗って流れ着いたエスキモーの少年・イキングットと、アイスランド北部の小さな村に住む牧師の息子・ボアスの人種を超えた暖かな友情の物語が、壮大なアイスランドの自然を背景に描かれています。

 

流氷山脈
流氷というと、神秘的で美しいのと同時に、厳しさと暗さといった重苦しいイメージがあるせいか、スクリーンに登場する流氷もやはりそういった役割を担う場面が多いようです。
またその流動的な動きから、何か重要なものを運んできたり、連れ去ったりという場面も見られます。

次に流氷が登場するのはどんな映画でしょうか。