夜が静寂に包まれ、牛たちも眠りに落ちる深夜――。
そこへ忍び寄るのは、夜行性のゴブリンたち。
山あいの牧場で牛の世話をする牛飼娘（うしかいむすめ）は、日々の糧を守るために奮闘するものの、
相手は弱い者を見下し、純粋な頑張りすら嘲笑う狡猾な存在でした。

外からは、荒々しい足音と舌なめずりするかのような笑い声。
寝床の藁が立てるかすかな音まで緊迫感を煽り、彼女は必死に立ち向かおうとします。
しかし、数で勝るゴブリンに追いつめられ、暗い巣へと引きずられていく……。

それでも牛飼娘は、家族同然の牛たちと牧場、小鬼を殺す者の帰る場所を守るため、必死に抵抗します。
けれどもゴブリンたちは利己的な欲望しか眼中になく、一切耳を貸してはくれません。
結局、巣の奥へと閉じ込められる彼女。

数多くのゴブリンから陵●されてしまうのだった――。

牛飼娘のひたむきな優しさと、ゴブリンの卑劣さとの対比
静けさを破る深夜の戦慄と焦燥感をお楽しみください。

作品枚数:500枚